M2Mソリューションのキャセイ・トライテック

Wi-Fi Tagを活用した位置情報管理ソリューション

位置情報管理ソリューションの概要

無線通信ネットワークとGPS測位システムをベースに、人と機器、機器と機器のリアルタイム通信を実現し、リソースの共有と情報の効率的な流通を実現します。位置情報/車両状態/運転手状態/運行情報などを総合管理します。運転手の作業内容と進捗など、車輌運行の安全性と効率性を大幅にUPします。また搬送中の荷物の一部の状態も管理対象とし、位置情報/荷物の搬送状態の統合管理も行います。

位置情報管理ソリューション運用イメージ

 

■ 位置管理センターの運用効率化

1)各配送物の所在、保管、扱いなどの状態管理。

2)端末を所持する運転手情報管理。

3)各種情報の帳票管理(センサー検知データ等)。

■ 位置情報ソリューション

WiFi/GPS/Sensor機能を持つM2M機器を活用した物流効率向上ソリューションを提供する。

1)運転手が携帯しているスマートフォン/Tablet/ウェアラブルデバイスに対し、最寄りの集配所、ガソリンスタンド、配達先情報等を提供する。

2)運転手が携帯している端末にて、輸送中の荷物状態(場所、温湿度情報、傾き、振動・・など)を提供し、安全な搬送をサポートする。

位置情報管理ソリューション構成イメージ

小型Wifiタグを活用する事でセンサー情報(温湿度、衝撃、加速度)を収集する事が可能。

位置管理だけでなく、配達物の衝撃や急発進等による状態監視まで可能になる。

位置情報ソリューション管理 -サーバー構成

位置情報管理ソリューション =GPS Platform

機能一覧

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機能

説明

1

位置測定

リアルタイムで端末の現在位置(GPS情報)を取得する。取得したデータをDBに保存して、画面上のマップに表示する。

2

予約管理

予定した時刻で端末の位置測定を行う。
測定結果が予約位置と相違の場合、設定された送信先へ警報発信する。

3

走行軌跡

リアルタイム位置測定で採取した一定期間内の位置情報データを、リアルタイム走行軌跡としてMAPに表示する。
過去一定期間内の位置情報データを、走行履歴としてMAPに表示する。

4

警告AREA管理

MAP上にて囲み線で(円形又はポリゴン)エリアを指定する。
端末があるエリアに入るとき、またはこのエリアから出るとき、設定された通知先へ警報を発信する機能である。

5

USER管理

本システムを利用するユーザに関するユーザ登録処理を行う。
ユーザ登録情報はDBに保存する。
ユーザに振り当てるロール、権限の設定を行う。

6

端末管理

端末毎に情報をDBに登録する。
DBに格納されている端末情報を設定する。

7

SMS送信

通知情報・警報等を端末へ送信する。
SMSか各社の携帯メール(@docomo.ne.jp…)にするかは検討。

8

MAP切替

Google Map/百度MapのAPIを利用した地図表示する。
利用者よりオンラインの切り替えが可能
この機能はMap選択を画面から取り除き選択不可とする(対象が日本であるため百度Mapは利用しない)。

9

言語切替

多言語対応(中国語・日本語)のUI画面(ブラウザ)を提供する。
また、利用者よりオンラインの言語切り替えが可能。
MAP切替と同様に対応。

10

Gateway

Socketにより端末との通信を行う。端末がアップロードしたデータをDBに保存する。
定期的にDBを確認し、DBから利用者が保存したデータを取得して端末へ送信する。

11

POI管理

地図にてカスタマイズのStationを追加、削除、修正する。

12

帳票作成

条件によりexcel帳票を書き出す。

13

計測process

各種Sensor情報(温度/湿度/傾き/揺れ・・・etc)を解析し、DBへ記録する。

14

計測情報管理

Clientからの要求に対し、計測情報を抽出し返信する。
状態変化ALARM(温度/湿度/傾き/揺れ・・・etc)を指定端末へ送信する。

15

Object管理

端末の追加、削除、状態の変更を管理し、その状態をClientへ通知する。

16

WebClient

各種Sensorの情報表示へ対応。
従来のHTMLで実装されていた静的なWebClientではなく、HTML5を利用した動的なWebClientへ変更する。
M2M監視対象がNetworkに追加された場合、その監視端末ObjectをWebClient上へ動的に反映させる。
監視項目、監視対象をUSERが自由にレイアウトできる。
BrowserはChromeを優先に対応させる。

17

WebClient
管理Server用

各種Sensorの情報表示へ対応。
従来のHTMLで実装されていた静的なWebClientではなく、HTML5を利用した動的なWebClientへ変更する。
M2M監視対象がNetworkに追加された場合、その監視端末ObjectをWebClient上へ動的に反映させる。
監視項目、監視対象をUSERが自由にレイアウトできる。
BrowserはChromeを優先に対応させる。

管理センター画面概要

管理センターでは各車輌/集配拠点情報のみならず、積載荷物の状態までを確認でき、輸送先までの安全をサポートします。

ソリューション関連製品

1) CWT-1000G    802.11b/g対応 Wi-Fi無線タグ(温湿度・加速度検知対応)

2) Android Smart Phone