
LTEモジュール内蔵M2M計測機器
(NTTドコモ/KDDI 移動通信網/ソフトバンク移動通信網)
CTM-760
CTM-760はSIMCOM製SIM7600JC-Hモジュールを内蔵し、マルチキャリア・マルチバンドLTE対応であるセルラルータでありながら、端末インターフェースとして100Base-TXのLANポートに加え、絶縁型のパルス入力、汎用デジタル入出力、RS-485インターフェースを備えています。これら豊富なインターフェースを介して、ローカルネットワークで接続している端末データ、或いは直結の計測設備から収集した情報を遠隔地へ送受信します。
OSはUbuntuのLinuxシステムをプリインストールしており、かつユーザー向けプログラム領域として安定性が高いeMMCタイプの大容量メモリ領域を確保しているので、各業務運用のニーズに合わせてカスタマイズプログラムを容易に開発・実装することが可能です。
CTM-760のLANボートに接続した有線ネットワーク上のデータは、FDD-LTEによる無線データ転送機能を介して外部ネットワークと通信されます。ダウンリンクは150Mbps、アップリンクは50Mbpsまでカテゴリ4の転送速度を実現します。
本製品はマルチキャリアに対応しており、挿入したSIMカードから、Docomo/KDDI/SoftBank回線を判別、自動的に切り替えて通信します。
項目 | CTM-760 | |
---|---|---|
通信モジュール | SIM7600JC-H | |
適応回線 | NTTドコモLTE回線網/KDDI LTE回線網/ソフトバンクLTE回線網/各MVNO | |
無線通信 インターフェース |
対応周波数 (FDD LTE) | B1(2.1GHz)/B3(1800MHz)/B8(900MHz)/B18/19/26(800MHz) |
通信速度 (FDD LTE) | 下り最大 150Mbps / 上り最大 50Mbps | |
外部インターフェース | LTE アンテナコネクタ | SMA x 2(メインアンテナ、サブアンテナ) |
Wi-SUN アンテナコネクタ |
SMA x 1 | |
電源入力端子 | Molex3Pin x 1、EIAJ-2丸 x 1 | |
LANポート | RJ45 x 2 (10/100BASE-TX、LED付き) | |
USBポート | USB Type-A x 1 ※OTG機能:RS232C及びその他USB機器 | |
サービス電源出力 | 2PIN端子(+、ー) x 1 ※24VDC | |
パルス入力 | 2PIN端子(+、ー) x 1 ※絶縁型 | |
デジタル入力 | 2PIN端子(+、ー) x 1 ※絶縁型 | |
デジタル出力 | 2PIN端子(+、ー) x 4 ※絶縁型 | |
RS-485 | 3PIN端子(+、ー、G) x 2 ※絶縁型 | |
UART | 2PIN端子(+、ー) x 1 ※デバッグ用 | |
表示機能 | LED表示 | 実装済み:電源状態、RS485(RX-TX) x 2 カスタマイズ:WAN、アラーム、OPTION |
対応プロトコル | IPv4/IPv6/DHCP | |
ルーティング方式 | スタティック方式 | |
異常監視 | ハードウェアウォッチドッグによる | |
RTC | CR2302ボタン型電池 | |
CPU | Rockchip PX30 (Quad ARM Cortex-A35 1.2GHz) | |
ROM/RAM | 4GB(eMMC) / 512MB | |
OS | Ubuntu 16.04 LTS | |
SDソケット | MicroSD x 1スロット | |
SIMソケット | 標準SIM x 1スロット | |
動作環境 | 温度 | -15℃ ~ 60℃ |
湿度 | 10% ~ 90%(結露なきこと) | |
保存環境 | 温度 | -20℃ ~ 80℃ |
湿度 | 5% ~ 95%(結露なきこと) | |
電源 | 定格電圧 | DC24V ±5% |
消費電流 | 最大700mA | |
重量 | 約640g (本体) | |
サイズ | 約170mm × 110mm × 30mm ※突起部を除く | |
ケース | アルミニウム合金 | |
付属品 | 標準: | ACアダプタ、3PINケーブル、DINレール取付金具 |
オプション: | LTE用アンテナ、MicroSDカード、ボタン電池 |
・本カタログに記載されている会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
・本カタログに記載されている5G/LTE/無線LANのデータ通信速度は理論上の最高値です。
実際のデータ通信速度はベストエフォート型のため、電波環境等の要因により変動します。
・本カタログに記載されている5G/LTE/無線LANのデータ通信速度は理論上の最高値です。
実際のデータ通信速度はベストエフォート型のため、電波環境等の要因により変動します。